昭和おじさんの読書日記(読書と雑談のブログ)

昭和生まれのおじさんが読んだ本の感想と雑談です。少しでも、皆様の読書の手助けが出来ればと思っています。

ギャラリーフェイク(細野不二彦著)


 

ギャラリーフェイク』は、贋作屋である藤田玲司が主人公の漫画です。表向きは、美術品の贋作の売買をしていますが、裏では有名画家の真作も取り扱っているという謎の人物です。

 

彼は、アメリカ合衆国ニューヨーク市にあるメトロポリタン美術館で、学芸員時代に腕を磨き、豊富な芸術知識、繊細な修復技術、確かな識別眼を身に着けました。

 

藤田が相手にするのは、あやしい人達で、お金を持っている人達。真の美術愛好家では無く、ただ、美術品を金儲けの道具としか見ていないような人達。

 

そんな、人達にはとても手厳しく対応します。一方、お金が無くても、美需品の価値(金銭面では無く)が分かる、感じる人にはとても優しく接します。

 

美術品は、そういう本当の価値が分かる、感じる人が持つべきだと思っているらしく、そういう人にはとても安くで譲ったりします。ですから、儲けているの、損しているのか分かりません(笑)。

 

ギャラリーフェイク』を読むと、有名作家や、有名作品の勉強になるのはもちろん、美術品の修復技術が面白かったり、金はあるが、美術に縁の無い欲深い人々に一泡吹かせる所がとても楽しいです。

 

ギャラリーフェイク』を読むことにより、美術の素養を大いに身につけ、少しだけ「ニンマリ」しませんか。